いなぎ駅前クリニック

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お子様の診察について

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MEDICALお子様の診察について”

常に「この子の中でなにが起こっているのだ」と自問しながらお子さんに聴診器をあてております

消化器内科を柱として内科一般なんでも拝見しますで診療してまいりましたが、前職の志村クリニックからはお子さんも拝見するようになり、
気づけば11年。
大人の診察・知識が基本ではありますが、専門書や仲間の小児科医から新たに知識を身に付けてまいりました。「小児診療は大人を小さくしたものではない」と肝に銘じ、常に「この子の中でなにが起こっているのだ」と自問しながらお子さんに聴診器をあてております。

皆さん、「風邪ひきました」と受診される方が多いと思いますが、風邪の医学的定義をご存知でしょうか?
上気道への感染でおこる上気道の炎症で、一般的に症状は軽く4~5日長くて1週間で自然に治る病気。感染する病原体は多くがウイルス。
つまり、4~5日で治って風邪ですから、目の前のお子さんが4~5日以内で受診されたならばその先治るかなんて未来のことなぞわからないから「風邪ですね」と診断できない。

自然に治るのものだから万病のもとにはならない。大きな病気の最初のころの症状が軽いので、それを医者も「風邪だね」と言っているだけです。
また、空気の通り道の病気ですからよく医者が言う「おなかの風邪」なる病気はあり得ません。富士山頂に海水浴に行く、というのと同じくらいおかしな病名です。風邪=はやり病という認識が根底にあるので、はやっている下痢=おなかのはやり病=おなかの風邪と表現されてしまう。冬場にはやるノロウイルス。症状が非常に軽微なことも多く、それを「おなかの風邪」と医者から言われたらご家庭内で感染予防すらしませんよね。一方、「軽いけどノロかもね」と言われたら移らないように策を講じますよね。

感染する病原体は95%以上ウイルスですから抗生物質は全く効きません。つまり、「風邪ですね。抗生物質を出します」は95%以上の確率で全く効かない薬を処方されているのです。などとお母さんに説明してきました。理屈っぽい医者と思われたお母さんもいらっしゃいました。でも医学的定義がはっきりしていないとお子さんの病気を見落としてしまいますのでお許しくださいませ。

診察の前に準備すること
  • 健康保険証:国民健康保険保険受給者証または健康保険受給者証
  • 診察券(2度目の来院より)
  • 福祉医療の証明書(お持ちの方)
  • 福祉医療費受給者証(乳幼)または生活保護診療依頼書
  • 母子手帳
  • お薬手帳(お持ちの方)
  • 問診票(予めご記入いただくとスムーズに受付いただけます。)
  • 注)中学生以下のお子様の受診は保護者同伴でお願いします。
診察の流れ
01受付

受付にて保険証をご提出ください。尚、紹介状などをご持参いただいている方は一緒にご提出ください。
また、毎月1回目の受診時や保険の変更があった場合は、保険証を必ずお持ちください。

02問診

問診票と体温計をお渡しします。体温を測定し、問診票に必要事項をご記入の上、受付までお知らせください。
またその際に、現在の状態や来院の目的などをお知らせください。尚、他の医療機関にかかっていて、処方されているお薬がある方はお知らせください。

問診票ダウンロード

03診察

お子様がなるべく痛くない様、怖がらないように診察いたします。心配事や気になる事がありましたら遠慮なくお聞きください。

04診察終了

会計の準備ができましたら、受付にて名前をお呼びしますので、待合室でお待ちください。
尚、お薬が出ている場合は、院外の保険調剤薬局に処方箋を提出し、お薬をお受け取りください。

いなぎ駅前クリニックからのお願い

中学生以下のお子様の受診は保護者同伴でお願いします。